家具と道具の中間的存在に、和の美意識を見る
内田繁 箱 Shigeru Uchida BOX（デッドストック品）

1993年に発表した折り畳み式の茶室「受庵 想庵 行庵」を携えてヨーロッパを巡回し、世界に日本の伝統美を伝えた内田繁氏。
インテリアデザイナーとしての視点から生み出された氏のプロダクトデザインは、折々の時代性を見据えつつも常に日本の伝統美を根底に置き、その本質を追求したものでした。

2000年代に入り内田氏が手掛けたのは「箱」
ある時は収納として、またある時は器に。
内田氏は家具と道具の中間的な存在である「箱」に日本の伝統的な美意識の在り方を見出しました。
さまざまなサイズの箱が入れ子に、またはお重のように重なるさまも、いかにも日本的です。

畳や障子、桟など、水平・垂直の直線がミクロ〜マクロに空間を形成していく日本的空間。
その最小単位としての「箱」だからこそ、木組の美しさが重要です。
漆塗りの箱を手掛けたのは石川県、輪島塗の工房「キリモト」。
エッジの立った美しい矩形は、箱組みも得意とする同工房ならではのお品です。

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■実店舗ほかでも販売しているため、ご注文受付のタイミングが重なりお品物のご用意ができかねる場合がございます。
■メイン画像にございますセットでのご販売です。単品販売はいたしかねますのでご了承くださいませ。
■化粧箱は付属いたしません。
■記載寸法は画像のように重ねた状態で計測した数値となります（人の手で測っておりますので、多少の誤差はご容赦くださいませ）。
■現在は生産されていないデッドストック品となり在庫限りの販売となります。保管に伴うスレ等が見られる可能性がございますが、予めご理解のうえお買い求めください。

デザイナー : Shigeru Uchida｜内田繁(JAPAN)
製作 : 輪島キリモト
材質 : 天然木（輪島塗）