杖？　スツール？？
イギリス生まれの
狩猟用スティック

こんにちは。
designshopの鹿野です。

この度は平成30年北海道胆振東部地震により被害に遭われたお客様に
心よりお見舞い申し上げます。

当店が商品開発で日頃よりお世話になっている五十嵐威暢氏、
伊藤千織氏はともに北海道在住。
もちろんお取扱いさせて頂いているお品もののメーカー様・
工房様も多くいらっしゃいますし、なにかとご縁のあるエリアです。

わたくし・代表の森はともに東北の出身で、
幸い東日本大震災は経験しておりませんが、
近しい者が大勢、地震被害にあったあの時の思いを忘れることはありません。

台風被害も含め、自然災害が続いておりますが、
引き続き今後も
「お困りの方々にdesignshopはなにができるか」
しっかりと考えつつ行動してまいりたいと考えています。

さて、本日ご紹介するのはイギリスのLinden Leisure社。
1969年にイギリス、コッツウォルズ地方創業。
親子２代にわたりファミリービジネスを貫いている
スティック＆折りたたみ式チェア専門のメーカーです。

スティック＆折りたたみ式チェア専門メーカー！？

なんでも創業当時はDIY向けの製品を製造していたようです。

その後、1986年に世に出した「シューティングスティック」
（先端を開くと座面になり腰かけられる狩猟用の杖）
がよく売れたことで、
その種の専業メーカーとしての道を歩むようになりました。

「シューティングスティック」というのも
いかにもイギリスらしいプロダクトですが、
アウトドアでの使用を前提にしているだけに
頑強で機能的。
余計な装飾のない機能美を感じさせます。

見た目は良いけど「杖」に求めたい安心感・機能性はどうなんだろう…
という不安も当初はありましたが、
実際に手に取ってみるとその剛性感にびっくり。
プラスチック部分も含めて、
いかにもアウトドア製品らしいしっかりとした造りなのが伝わり、
安心して取り扱いを決定しました。

スティック型の形状は持ち運びもしやすいので、
ハイキングやフェス会場でちょっと一休みするのにもいいですし、
しっかりとした作りなので、通常の杖の代わりにして頂いても。
（先日たまたまシューティングスティックを
松葉杖代わりにされている方を見かけました）

アノニマスな機能美が魅力の
ちょっと変わったステッキです。

今週のおすすめ商品

Linden Leisureのステッキは
持ち手を引き上げるとちょっとしたスツール代わりに。

もちろん普通の杖としてもご利用可能ですし、
携帯しやすい折り畳みスツールとして
行楽のお供にも。
個人的には日帰りハイキングなんかに
使いたい！
折り畳みスツールはコンパクトなモデルは
座面が低くて座りづらいし、
座面が高いものは総じて大きく、
日帰り登山レベルではちょっと持ち歩きたくない。
スティック型のこちらであれば、
ハイキング用ポールと一緒にくくりつけて
歩けるかな、なんて思いました。

もう一つご紹介するのは
瀬戸焼、人気のモデラートシリーズに加わった
ボウルです。

元々あった丸皿のふちをそのまま高くしたようなデザインで
いかにも使いやすそうな形。
スタッキングもできる機能性も魅力です。
釉薬の独特の表情は、和洋問わない様々な
テーブルコーディネートでご活用頂けるはず！