カトラリー｜ 黒柄
使いやすさが基本、計算し尽くされたカトラリー。

使いやすさが基本の柳宗理デザイン。
「刺す」と「のせる」を両立するフォーク、
「塗る」と「切る」をこなすナイフ、
「すくいやすさ」と「のせやすさ」を
合わせ持つスプーンなど、
日本人である氏が、日本の食卓を思いながら、
使う人や状況を考えながら、
すべて計算し尽くされてデザインされたものです。
柄の部分は、ステンレスと強化木が
ひとつながりに見えるほど丁寧に研摩され、
美しい仕上がりになっています。
デザインはもちろん、
使うほどに使いやすさを実感でき、
経年変化も楽しめるカトラリーです。




陶器｜出西窯シリーズの丸皿
島根県出雲市の出西窯、柳宗理が伝えた暮らしの道具。

柳宗理の父、民藝運動の牽引者「柳宗悦」が提唱した
“無銘の実用雑器に宿る美”という理念に
深く感銘を受けた若者５人が
協働して築いた島根の出西窯は、
バーナード・リーチ、河井寛次郎、
そして柳宗理の教えを受けながら、
モダンでシンプルな
今日のスタイルを確立してきました。
その出西窯で柳宗理の教えのもと
生まれたこの丸皿は、
縁に釉薬をかけずに焼いた縁焼締めが特徴で、
どんな食卓にも料理にも合う、
温かみのある雰囲気で、
毎日使うのにとても使いやすい丸皿です。




キッチンツール
見た目のシンプルさに隠れた、使いやすさ。

柳宗理のキッチンツールは、
料理研究家や主婦の意見を聞いて
長い試作をかさねて作られています。
実際に立体模型を作り、
使い勝手を検証しながら作った
キッチンツールだからこそ、
使いやすさに信頼がおけます。
例えば、レードル（お玉）は
三角形に近い楕円形で、
鍋底の角のカーブに沿って
すくえる形状になっていたり、
シンプルな見た目からは気づきにくい、
使いやすさへの探究心が隠されています。
Sサイズのシリーズは、
１人の時など少ない量の調理に使うのに
ちょうど良いサイズになっていて、
収納もかさばりません。
長く使え、飽きのこないキッチンツールは、
セットでプレゼントするのもおすすめです。




書籍｜柳宗理　デザイン


日本のインダストリアル・デザインの先駆者「柳宗理」の
初期から最新作までの全仕事を紹介した書籍です。
1998年セゾン美術館で開かれた
「柳宗理のデザイン―戦後デザインのパイオニア」展
の総目録（絶版）復刻版でもあり、
彼のデザイン考学、シャルロット・ペリアン等
著名デザイナーからのメッセージ、
日本の家具デザインの巨匠、倉俣史朗氏との
対談等盛り沢山な内容になっています。
22.8×29.7cmの大判サイズで、231ページ、
写真も見応えがあります。




ファブリック｜コースター

定番のバーコード柄は、1998年セゾン美術館で行われた
「柳宗理のデザイン展」に展示されたものです。
様々なバーコードを収集し、
テキスタイルに落とし込んだもので、
機械的な印象の柄とあたたかみのある厚手の生地が
独特の風合いを生み出しています。
こちらは、そのファブリックを使用したコースターです。
柄が裏表にバランスよく落とし込まれています。
モダンな印象にしてくれるテキスタイルです。




家具｜バタフライスツール

1954年に発表された代表作。
バタフライスツールの座面が、
両端に流れるように立ち上がる姿は、
その名のとおり、羽を広げる蝶のようです。
また、正面からのフォルムが
“天”という漢字や神社の鳥居を想起させ、
アジア的な表現といわれることもあります。
同一の成形合板を2枚左右に組み合わせ、
1本の金属棒で連結するという
シンプルな構造のこのスツールは、
日本を代表するデザインとして
海外でも高い評価を受け、
現在、世界各国の著名な美術館に収蔵されており、
さらに、ニューヨーク近代美術館（MOMA）や、
パリのルーブル美術館では
パーマネントコレクション（永久所蔵品）として
選定されています。



■柳宗理の商品一覧はこちらから
http://www.designshop-jp.com/shopbrand/029/P/